グラールでの活動を、各キャラクターになりきって記録していくブログです
Posted by 「ざ」 - 2011.03.29,Tue
1:ガーディアンズの崩壊
レオーネの日誌1ページ目
ミスアンネがついに自分の店を開くってんで、仕事の合間に花束抱えてローゼノムシティ郊外のバーに向かった。
レオーネの日誌1ページ目
ミスアンネがついに自分の店を開くってんで、仕事の合間に花束抱えてローゼノムシティ郊外のバーに向かった。
まだ営業前の時間だってのに、ダースのやつが先回りしていつものように下手な口説き文句で彼女を笑わせてやがった。
先を越されて出鼻をくじかれたが、まあしょうがねぇ、あいつのほうが彼女への愛情大きい、それは俺も認めてるさ。
ちょっと前はよくこの三人で飲みあかしたが、ガーディアンズに入ってから何かと忙しかったから、二人に会えて俺は浮かれてた。
こいつらとは俺がニューディズを飛び出してローゼノムシティに来て以来の友人だ。
久々に素に戻った気がしてたんだ。
だが、俺は浮かれすぎちまってた。
突然、地震みたいな揺れに襲われた。
店ん中はぐっちゃぐちゃ、天井からは照明が落っこちてきて棚にあった酒瓶は全部割れた。
ミスアンネはダースがカウンターに飛び込んでかばったから大事はなかった。
収まってから俺は外に飛び出したが、目の前の光景を受け入れるのに時間がかかった。
摩天楼が連なっていたはずのローゼノムシティがえぐり取られていた。
なんとか残ってるビルも立ってるのがやっとって感じだった。
あとから二人もやってきた。
ダースも十分ショックを受けてるみたいだったが、ミスアンネにはよほど酷だったのか、息をのんで絶句したあと気を失って倒れこんだ。
通信端末は持ってなかった。
三人でいる間くらい、仕事抜きでいたかったからだ。
もう少し用心していれば、もっと早くこのことに気づけたかもしれない。
何か手を打てたかもしれない。
こんなことをしでかすやつもムカつくが、いつも以上にのんきだった自分に腹がたつ。
ミスアンネのことはダースにまかせ、俺は生き残った知り合いがいないか、街に向かうことにした。
何をどうしようが起こったことはひっくり返しようがない。
だからせめて今生きているやつらは必ず救う。
この街で世話になった恩はまだ返せてねぇんだ。
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