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グラールでの活動を、各キャラクターになりきって記録していくブログです
Posted by - 2025.04.20,Sun
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Posted by 「ざ」 - 2011.05.17,Tue
1:ガーディアンズの崩壊2fa86576.jpeg
     レオーネの日誌2ページ目


久々に全力で走った。
あっという間に息が切れて汗まみれになっちまった。
自分がニューマンであることを呪ったぜ。
けどでかい穴の淵で、街があった場所を見渡したら、すぐそんなことは忘れちまった。
 
そこに俺の知ってるものは何もなかった。
ニューディズを飛び出して無一文だったときに世話になった酒屋。
ガーディアンズに就職するまで三年住んでた安い賃貸。
別れた女とのデートに使った屋上庭園。
体ん中からくる震えみたいなもんを抑えられずに、俺は叫んだ。
ここで過ごした時間が大切なもんになってたことにようやく気がついた。
後悔した。
もっと仕事に真面目にあたってりゃあ何か変わってたかもしれねえ。
そう思わずにゃあいられなかった。
 
俺は穴の向こう側、まだ街の体をなしている方に向かった。
場所がなくなってもそこに居たやつらは生きてるかもしれねえ。
家や仕事場が無くなってもヒトがいりゃあ居場所は作れる。
0からでも1からでもまた始められる。
俺はここの連中からそれを教えてもらった。
今度は俺がここの連中に居場所を作る番だ。

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Posted by 「ざ」 - 2011.05.10,Tue
1:ガーディアンズの崩壊59e94a29.jpeg
     ティフォーネの日誌3ページ目


瓦礫をどかして動けないヒトを助けだし、喉の渇きを訴えるヒトには手持ちの飲料水を差し出した。
あたしだけじゃない、ガーディアンズや一般人の区別なく、多くのヒトが互いに支えあっていた。
みんなが励ましあっているのを見ると、ヒトはまだSEEDなんかに負けてないと思える。
命ある限り、負けはない。
 
最寄りの避難所で臨時の救援隊を組織すると聞き、他のヒト達と共にそこへ向かうことになった。
すでに1万人近い避難者が集まっているらしくく、人手がまったく足りないという。
そのときは、あたしでよければいくらでも手を貸そうとただ使命感のようなものを燃やしていた。
 
避難所にはローゼノムシテイ随一のコンベンションセンターが用いられていた。
多くの研究者がここで研究成果を披露してきた、歴史ある施設だ。
でも、他のヒトが安堵感に頬を緩めて急ぎ足になる中で、あたしだけは建物を見つめて立ち止まった。
16年前、ここで世間を騒がせた事件があった。
あたしはその場に居合わせた当事者の1人だったからだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

次回(5月17日)の更新は、

レオーネの日誌2ページ目、3ページ目

の二本です。
お楽しみにっ!


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Posted by 「ざ」 - 2011.05.10,Tue
1:ガーディアンズの崩壊c8abf639.jpeg
     ティフォーネの日誌2ページ目


ローゼノムシテイに向かう途中、耐えず携帯端末で報道を注視していた。
どうやら落下したのはコロニーの外周部で、居住区とそこに非難したほとんどの住人は無事だとわかり、少し安心する。
まだ連絡はないけれど、ムーズィカもその中に含まれていると信じている。
いつも土壇場で底力を発揮する彼女のことだ、今度もきっと大丈夫だろう。
 
リニアラインはやっぱりローゼノムシテイの一つ前で止まっていた。
そこからでも、シティからのぼる黒煙が見え、火事だろうか、空に赤みがさしていた。
あたしは駅で立ちつくす少年からフローダーを借りてシティに向かった。
瓦礫の山を横目にシティに入り、商業区をまっすぐ進む。
ところどころで火の手が上がり、色とりどりのフォトンサインもなく、とても不安を駆り立てる光景が続く。
 
商業区を半分も過ぎたあたりでフローダーを止めた。
そこから先には文字通り何もなかったからだ。
ローゼノムシテイの3分の1はあるであろう巨大なクレーターだった。
一番底にはコロニーの残骸が無残に広がっていた。
外壁に描かれていたガーディアンズの社章が二つに割れて、土をかぶっているのがあたしたちの敗北を象徴しているように思えて悔しかった。

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Posted by 「ざ」 - 2011.05.03,Tue
1:ガーディアンズの崩壊cdc714ae.jpeg
     パウーラのレポートファイル1


S**D!!
あれほ**大な生命**にはいっな**!
宇宙空*****他者を容易く侵食し、高次******並の知能と歪曲空*****す能力をもっている!
総体**て自ら滅びへの志向***は難点ではあ****異な、たいへんユッニーク**在だと言***
 
そこで!
私は彼***性を他の生物に***、より高度な生命****す実験を始めたのだ!
これが成*******り高みへと駆け上****う!
 
しか****ーし!!
*物実験だけではどーし*****かん!
**EDワクチ***用してはいる*****フォーム化するか、突然変******か、あるいは素体が死**
唯**ずかに融合の兆しをみ***は、一部の高*****クを扱***生生物のみ、それも不安定**る上に寿命*短い。
 
もう、いっ**体実験がし**……。
*れは**勘でし***が、SEE*****EDの意思*ヒトの精神**かれているので***ろうか。
それを利**れば、ヒ*****の融合***せる***ない!
お**らくはっ!!
 
素体****体がないのだ……。
実****きれば*が開か*******
 
<データが壊れています>

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

次回(5月10日)の更新は、

ティフォーネの日誌2ページ目、3ページ目

の二本です。
お楽しみにっ!

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Posted by 「ざ」 - 2011.04.26,Tue
1:ガーディアンズの崩壊067660ad.jpeg
     ヴォルペの日記1ページ目


ヴォルペが眠ってるあいだに、なんだかたいへんなことになっちゃったみたい。
他のキャストの人たちが変なことをしはじめて、ヴォルペは眠ってたからだいじょうぶだったけど、SEEDがコロニーにおそってきて、そのせいでコロニーがローゼノムシテイに落ちちゃったり。
 
ヴォルペはミド姉が守ってくれたんだって。
起きたらティー姉がおはようって言ってくれた。
ムー姉もおじいちゃんもレオも、あと真っ黒おじさんもみんな無事だったって。
でもたくさんヒトが死んだんだ。
家族とか友達とか先生とか、こわくてしょうがないのにギュッてしてくれるヒトがいないのって、とっても悲しくてさびしくて辛いと思う。
だからヴォルペがそんなヒトたちのかわりに、一人ぼっちになっちゃったヒトにギュッとしてあげたい。
ギュッてしてもらったら、ほっとしてうれしくて安心するから。
 
デー兄が目を覚ました!
デー兄もへんになっちゃってて、ホルテスシティで大あばれしてたんだって。
でも、ガーディアンズのヒトがほごして、コロニーで元にもどす手術を受けてたんだ。
ヴォルペはデー兄が目が覚めて一番にギュッとしたよ。
デー兄も頭なでてくれたんだ。
ヴォルペはやっぱりほっとしてうれしかったよ。
デー兄’も同じ気持ちかなぁ。
 
ムー姉と一緒にいたセオっていう男の子と仲良くなった。
ムー姉はミド姉と調べることがあるからって、ヴォルペがセオ君の遊び相手になったげてって。
セオ君は6才だけど、ヴォルペのほうがけいけんほうふだから、ヴォルペがしっかりめんどうみてあげないとね。

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